工場の照明をLEDに変えました

以前は水銀灯だったミヨシの工場照明。

交換前の水銀灯


LED化すれば、明るくなる上に消費電力も減らせることが出来ると分かっていたのですがなかなか取り組めずにいました。

・どのような照明タイプが良いのか
・交換にかかる費用とランニングコストを比較してどのくらいのメリットがあるのか
・耐用年数は本当に長いのか

上記のような疑問が以前からありました。

一番迷ったのは、照明のタイプと適切な照度がどのくらいかということでした。
照明タイプはLED以外のものも含め、様々な照明を比較しました。

結論としては、天井が5m以下なので、高天井タイプは必要なくベースライトが適している。
というところに落ち着きました。

照明器具の選定から、設置まで同じ区内にある「クサマデンキ」さんに相談して決めていきました。
選定に関しては親身に相談に乗っていただき、最も良い選択ができたと考えています。

交換後のLED照明


照明交換後、点灯させると想像以上に明るくなりました。

これで仕事もしやすくなる!
汚れているところが分かりやすくなって、掃除もしやすくなる!

良い環境になったと思います。

もちろん、常時すべて点灯させるわけではなく、適時必要な部分だけ点灯できるようにしたいと考えています。そのために、電灯一つにつき一つずつスイッチを設けています。


気になるランニングコストですが

電圧200Vで電流実測値は
水銀灯2灯で5.0A   ⇒ 200×5.0÷2= 一灯あたり500W
LED10灯で4.3A    ⇒  200×4.3÷10= 一灯あたり86W

になり、一灯あたりの電気削減量は414W⇒0.414KW
これを常時10灯使い、1日12時間、240日使用した場合

0.414×10×12×240=11923.2

分かりやすく、1KWあたり20円とした場合

11923.2×20=238,464円

となり、年間238,464円の電気代節約につながることが期待できます。

実際には照明はすでに間引きしながら使っていたので、ここまでの効果は期待できませんが、電気代の節約につながるのは間違いありません。

もうひとつ

水銀灯はかなりの熱量を発しており、天井やけ跡がつくくらいくらいでした。

今回選定したベースライトは、発熱量が少ないことにも魅力を感じました。
これで、夏場の空調効率も以前に比べて上がることが期待できます。

すべてがLEDにすれば良いというわけではないと思いますが、水銀灯からの入替は期待できます。


杉山耕治