省エネ大賞「中小企業長長官賞」を受賞しました

平成28年度省エネ大賞で中小企業庁長官賞を受賞しました。

授賞式後の記念撮影

授賞式の様子


受賞は社内一丸となって、省エネ活動、環境活動に取り組んでいたことが大きな要因だと感じています。

省エネ活動は2007年にエコアクション21をはじめた事がきっかけでした。
当時の社内は省エネ活動には関心が薄く、ものをつくることが最優先でした。

しかし、省エネ活動に取り組むにはちゃんと理由がありました。
ものづくりを行うためにはエネルギー、物資などで地球の資源を使います。
使う資源は有限であり、作られたものはいつか地球にかえります。

そんなものづくりに携わる私たちが、地球環境のことを考えずにものづくりを続けたら、後生に美しい地球を残せなくなってしまうと考え、環境に配慮した企業になりたいと考えたのが始まりでした。

省エネ活動を始めるにあたり、設備投資で資金が必要、作業効率が落ちるのではないかというイメージから、反対意見もあり最初は全員が前を向いて進めることができませんでした。

だからこそ、最初はお金をかけずに、できることから実践し、できたら評価し、できなかったらみんなで話し合い、全員が一丸となって省エネ活動に取り組めるよう努めてきました。

今年で省エネ活動を開始して10年ほど経ちます。

単年では効果があまり見えませんでしたが、2016年の電気使用量は2007年に比べ30%以上削減できており、省エネ活動が経営にも大きく影響するようになっていました。

省エネ大賞受賞は、今まで頑張ってきた社員、そして会社の取り組みを評価していただいたと感じており、とても嬉しく思います。

これからも、適切なエネルギーと資源の使い方を考え、人の役に立つものづくり、捨てられないものづくりを目指していきたいと思います。

杉山耕治