型彫放電加工機納入

本日、2017/10/14型彫放電加工機が納入されました。

三菱電機「EA8PS」です。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/faspec/point.do?kisyu=/edm&formNm=EA-PS



搬入前は雨が降っていて、搬入時に雨が降っていることも覚悟していたのですが



搬入開始と同時に雨がやみ



機械が社屋に入ったところでまた雨が降り出しました。

こんなにタイミングよく雨がやむのは・・・この機械を大切にして、しっかり活用しなさいということなのかもしれませんね。

放電加工を使う状況は、大きく分けて二つあります。
・コーナー部分をRではなくシャープな角を作りたい場合
・切削工具では抵抗が強くて加工が困難な高硬度、深い溝などを加工したい場合

近年、切削加工機や切削工具の性能が良くなり、高硬度材質でも切削加工で対応できるケースが増えてきて、型彫放電加工を使用する機会は減りましたが、精度良く角を出したい「コネクタ」などの電装部品では放電加工機は必要不可欠です。

これから使用方法を教わりますが、今まで出せなかった精度、形状加工が出来るようになるのは非常に楽しみです。

いろんな場面で活用できるよう、機械の特徴を把握していきたいと思います。

杉山耕治