地球温暖化についての話し合い
ご無沙汰しています
だいぶさぼってしまいました(汗
今日は金型製作や成形の話ではなく環境関係のお話です
ミヨシは葛飾区の環境に関わる話し合い「葛飾区地球温暖化対策地域協議会」の委員として活動しています。
昨日、5/17は協議会の会議がありました。
自然環境、なんとなく悪い方向に向かっているように感じていても、明日いきなり自分たちが生活できなくなるわけではないため、危機感を感じづらいですよね。
昨日は協議会でお話聞いてとても勉強になったことがあるのでこの場で共有します。
100年で
世界:0.74℃
日本:1.30℃
東京:2.6℃
上昇しているそうです
東京が他に比べて上昇度合いが大きいのは地形や建造物が関係しているのでしょうか。
他よりも上昇率が高いのは留意した方が良いかもしれませんね。
私が小学生だった1980年代は卒業式のころには桜は咲き始めるかどうか、入学式の頃は満開の桜の下で記念撮影をしたように記憶しています。
「入学式まで桜の花が散らずに残っていてくれればいいね」
と話しているような気がします。
植物は環境の変化に素直に反応するもんですね。
この桜の開花が早まる原因は温暖化であり、温暖化の原因の一つに温室効果ガスと言われる二酸化炭素の量が増えていることがあげられます。
大気に占める二酸化炭素の割合は現代では0.04%だそうです。
たったの0.04%しかないのに影響あるの?
私はそう思いました。
しかし、1750年頃は278ppmつまり0.0278%だったようです。
たとえ、大気中0.04%しか締めない割合でも濃度上昇率は大きく影響も大きいようです。
二酸化炭素の量は年々増え続けているのが実情ですね。
折れ線グラフがジグザグしているのは夏は植物の光合成で二酸化炭素濃度が減り、冬には光合成量が減り二酸化炭素濃度が増えるためのようです。
そして、この温室効果ガスが増えることで地球の平均気温は上昇していきます。
地球の温度が上がると何が起きるのでしょうか。
氷が溶けて海水が増える。
それも正解ですがそれ以上に増える原因になるのが温度が高くなることによる海洋の膨張です。
物体は基本的に温度が上がると膨張します。
海水も同じく膨張するため、海面の水位を上げる原因になるのでしょうね。
そして、ここ10年で3mm上昇しておりこのままでは2100年には2000年に比べ最大83cmほど海面が上昇し、今私たちが見ている日本の美しい海岸はほとんど姿を消すと言われています。
海面の上昇だけではなく災害の度合いも増えます。
最近台風が大型化したり、集中豪雨が多かったりとなんとなく災害が多くなってきたなぁと感じませんか?
400年に一度の洪水
そういわれているような災害も
25年に一度の割合で発生するようになっています。
これは産業革命以降4℃上昇している気温の変化が影響しています。
今後台風は発生数は横ばい、規模は大型化、速度は遅くなると言われています。
このような状況でもやはり目の前の生活が大切なのが現実なんですよね。
10年後、20年後には住みづらい環境になっているかもしれないとわかっていても。
葛飾区の温室ガス排出状況では住宅が多いため、家庭部門が最も多くなっています。
基準年の2013年に比べると徐々に減ってきていますが、2030年には2013年の数値の半分まで下げることを目標としているため、環境対策は今すぐ動かなければならない状態ですね。
ソーラーパネル設置!
化石燃料使用廃止!
など大きなことではなく
まずは無駄なものを減らす事から始めるだけでも効果は出ます。
今使っているものを修理しながら長く使い続ける事でも環境負荷を減らせます。(家電などで省エネ効率が大きく異なるものは除く)
寒すぎるエアコンの設定温度も少し見直すだけでも効果があります。
一人では小さくてもみんなでやることで大きな効果になります。
この先、私たちの子孫がこの地球で繁栄していくためにも、自分たちにできる事を小さくてもこつこつ実施していきたいですね。
小さいことでも積み重ねたら大きな効果が得られます。
みんなで環境負荷を減らす生活習慣を身に着けましょう。
その前に自分の生活習慣見直して無駄な脂肪を減らさないと
杉山耕治