6/24開催ワークショップの準備

4月に実施したワークショップ、からもうすぐ1ヶ月。

次のワークショップに向け着々と準備を行っています。

次回のワークショップは、「磨き」をテーマにしています。
ワークショップ担当の富田が
・磨くものの大きさ
・磨き方
・ワークショップ後に何か得られるもの
を考えながら準備中です。

実際に磨いてみて感触を確かめています
私たちは、金型を製作する際、最後に手磨きが入ります。

磨き作業のイメージは、深い傷を浅い傷で均(なら)していき、最後は狙った細かさの傷で終わらせます。
傷の深さは磨きに使う道具、砥粒、力加減に影響を受けるため、磨きの作業ではその場にあった道具を使用して仕上げていきます。

磨き道具と磨く前のプレート

磨きだけでなく、打刻という作業も体験してもらうと企画しています。
プレートに刻印をし、そのあとに磨きを行います。

銅ハンマーと刻印
私たちの職場で普段行っている作業を少しでも理解していただけたらと考えています。



普段の磨きは複雑な3D形状のものを磨きたい場所に合わせた道具を作って磨いていきます。下の写真はロボットkit「Rapiro」の金型を磨いていた時の写真です。

手磨きで細部まで磨いて

最後はピカピカに
一見磨いて鏡面にすればいいように見えますが、磨きすぎてはいけない場所や、磨く感覚など、磨きにもコツがあるので、まずはワークショップで体験してみてください。

次回のワークショップは
6月24日(土) 13:00~16:00
の予定です。

ワークショップ終了後には参加者が職場の技術者と一緒にお話できる懇親会も企画中です。

杉山耕治

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