新ものづくり新サービス展でセルロースナノファイバーサンプルを展示しました

2019年12月4日~6日に東京ビッグサイト 青海展示棟Bホールで開催された新ものづくり新サービス展に出展いたしました。

会期中は沢山の方にお越しいただき誠にありがとうございました。



今回の展示では、モリマシナリー様の製造したセルロースナノファイバー含有PPに着色したペレットを使用して、カラープレートやペーパーナイフを製作、展示しました。
セルロースナノファイバーについては成形が難しいのではないかという質問も多くいただきましたが、弊社では何度もテスト成形を実施しており、成形性が困難ではないことも確認しております。

また、会期中多くの方から、試作金型は品質が低くなるのではないか、とご質問がありましたが、試作金型でも十分、量産品と同じ品質で生産することが出来ます。
量産金型との大きな違いは、金型構造が異なり、ハイサイクルで成形できないため成形品の単価が高くなるところです。

小ロットで製品が必要な場合は弊社が採用しているアルミ金型、カセット型はイニシャルコストが抑えられるので、相性が良い考えています。

実績が浅い材料は使用することに抵抗を感じることがありますが、自然にある間伐材を有効利用するセルロースナノファイバーは、天然資源の乏しい日本にとっては、将来性の有る材料だと思います。


セルロースナノファイバーが今まで以上に生活の中で活用できるようにしていきたいと考えています。

杉山耕治

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