2011年2月28日月曜日

湘南台の熱い夜

「あ~~そうそう、2/26は空けといてね」

「お?なんですの?」

「湘南台で飲むよ!(魅惑の笑顔)」


1月頃、湘南台の金型設計屋ことモールドテック落合社長と
そんな話をしていた。

今思えば、あの頃はこんな事になるとは思ってもいなかった。

twitterで呼びかけるとあれよあれよという間に
製造業、マスメディア、デザイナーなど業種を超えて
落合社長のキャラクター人柄に魅かれた人たちが参加表明をし
なんと30人以上も集まる大イベントに発展したのだ。

そして、遠くは茨城、名古屋、福井までも!

できればもっとたくさん話をしたかったのだが
この続きは

2011年3月19日 13:00~
中小製造業元気サミットin福井
ソーシャルメディア活用&アジア戦略セミナー

http://dotcom.coolblog.jp/20110319/

に持ち越しですね。
セミナー内容も興味があるし、いろいろな方の話を聞いてみたい。

そしてこの湘南台での写真と福井でのセミナーの案内は、
本日の日刊工業新聞の一面にもでていたのだ。素晴らしい!


楽しかったのだが今回、参加したくても仕事や会社の行事や
家庭の事情等等で参加できなかった人たちもいる。

その方々とはまたどこかで会えることを願ってます。
(福井でお会いできる方もいるしw)

2011年2月22日火曜日

デザインセミナー

リビングデザインセンターOZONEにてセミナーに参加してきました。

このセミナーはプロダクトデザイナーの平川貴啓さん
からの紹介で参加しました。 ありがとうございます<(_ _)>


デザインが生まれる瞬間を求めて(3)
ナビゲーター:桐山登士樹
講師:名児耶秀美さん
「デザインで変わる産地・企業」

メモ書きとしてキーワード。

  楽しいデザイン、心が豊かになるデザイン

  ヒアリング プランニング 仮説を立てる

  職人さん技術があるのに出来ない・・・と言う。

  生産者にとってユーザーが見えずらい。
  中間業者の意見を取り込みがち。

  色は白と黒が基本中の基本。

  品質+ちょっとした心配り。

  「物を買う」から「この人の物を買う」へシフト

  動くのは生産者自ら。

  ユーザーが欲しいもの作り、生産者の気付き。

  足を運びたくなる空間、おもてなし

  妻の意見


これだけだと意味分からんね。


ここからは感想。

ものづくりに携わっているのだが
何の為に物を作っているのだろうか。

この部分に戻らされるようなセミナーだった。


セミナーを聴講されていた方達はデザイン業界関係者や
講師の方のクライアント、企画関係者等が多いように感じた。
そんな中で生産者に向けての内容ではないかもしれないが
生産者とデザインの関係について、実例を沢山出してくれたので非常に勉強になった。

上質な機能を満たす商品開発は、生産者が今までの経験からも十分成し得る事だと思う。
ただ、それが「欲しい」「大切にしたい」という心に響くものがなければ
「物」としての価値は十分とはいえないだろう。

生産者が製品開発に陥りがちな自己満足。

これを避ける為に必要なのがユーザー。

当たり前の事なのだけど、見失いがちな事。どの位置に居ても
常に製品はユーザーありきである事を、認識している必要があると感じた。

ものづくりとデザインについては思う所が沢山あるのだが
それはまたいつの日か~ 〆(._.)


という事で、最後にディスカッションでこんな話があった。

ドアの塗装のし直しを依頼したが、これ以上厚く塗るのは難しいので
一度剥がしてから塗ってはどうか。
と業者に言われて、塗装を剥がし始めた。


すると、その塗装の下にも依然見たことのある模様が出てきた。
懐かしい、時間が経っていても良いデザイン。

この時、塗装をやめて、剥がした状態のままにした。

「1年くらいこれを楽しみたい」

私が凄く惹かれたのは、古いものでも良いデザイン。
とかではない。もちろんそこも良い所なのだが。


「楽しみたい」


という言葉だった。


物の姿形を楽しむっていう言葉。
凄く素敵な言葉に感じた。


楽しむ為には余裕が必要だが、余裕がないとしても
楽しい!と思ってもらえる事から余裕を作り出せたらもっと素敵だね。


作り手もユーザーも楽しい  と思うものづくり。

いいね。

2011年2月17日木曜日

横浜金型技術研究会 [第5回]

昨日は午後からIDEC主催の横浜金型技術研究会に出席してきました。

この企画は全5回、月一回のペースで実施されていたのですが
毎回興味深い内容でした。参加させていただき本当に感謝してます。


最終回の今回、最初にお話されたのが九州工業大学の鈴木先生。

九州工業大学での金型産業との連携、九州地区での産業の動向、
多軸ヘール加工、構成刃先を利用した切削加工、金属光造形技術と現状のお話。

最初に資料を見た時には1時間で話すのはかなり難しいのでは・・・
と思ったけど、やはり時間が足りなかった様子。

ただ、資料もしっかり作られていて説明も分かりやすかったので
チャンスがあれば、詳細も聞きたい内容。

次にお話されたのは日進工具の永沼さん。

エンドミル材質とコーティングの話から始まり、仕上げ加工に対する
荒取り加工の選定理論も展開。

小径工具に強い日進工具さんならではの提案もありました。
以前、聞いた3枚刃の防振理論も好きなんですけど今回の話も
勉強になりました。



講演聞いてて 「もやっ」 と気になったもの。

構成刃先が発生するにはある程度の熱が必要だし、
切削抵抗値も大きくサーマルクラックが生じやすいのでは。
って、そもそも切削油かけてるのかな。

金属光造形機、マテリアル供給元が安定しているのだろうか。
製品硬度にバラつき生じる可能性はあるのだろうか。

ヘール加工に使用される制振合金とはどんな材質だろう。
チャッキング内部に防振構造施されてんのかな。

そういえばTiAlNの特性あまり知らない。耐熱温度が秀でてるのはなんでだろう。
デメリットってなんだ?


CBN高い。


もやもや~


この会の終わりに、懇親会が用意されており
公演中は質問時間も限られているので毎回講演者に
疑問をぶつけてたのだけど・・・・

懇親会には最初の講演者不在で更にもやっと ε('∞'*)フゥー

しっかり質問出来ていた金型設計屋さんは、きっとすっきりしたに違いないヽ(^◇^*)/


今回で金型技術研究会は終了ですが次のプログラムもしっかりお願いしたし
新しい企画が楽しみです。

2011年2月16日水曜日

金型と成形機モデルのおまけ

金型のモデル と 射出成形機のモデル が完成して暫くしたら

新しくアイテムが増えていた。

そのアイテムは。

  


ショーケース。

ショーケースに入れるとなんだか剥き出しで飾るよりも
見栄えは良いね。


贅沢を言えば、文字は彫刻で彫ってほしかったなぁ。



・・・贅沢言ってすいません <(_ _)>



弊社にいらっしゃる機会が有る方、是非ご覧になってください。

2011年2月15日火曜日

射出成形機モデル

金型の樹脂モデルを作った菊池さん。

前回の内容


そんな菊池さんが続いて製作していたのはなんでしょう~?


それは・・・・・射出成形機のモデル!


って、タイトルに書いてるからもう分かっちゃってますね。


  





これも、惜しい事に実際の機械を忠実に再現はされていない。


ただ、今回は金型のモデルを作るよりも凄い。

何が凄いって、金型のモデルもそうだったのだが製作するにあたって
図面や3Dモデルなどを作っていない。

機械を見て観察し、全て頭の中で考えて製作していたようだ。

この射出成形機、動かしたい機構のみ重視しているように見える。
なので、リアルな射出成形機と違うのはご愛嬌と言う事で。



 ホッパーから樹脂ペレットをせき止める時のストッパー機構

 




スクリューも回転できる仕組み(もちろん手回し)

 




 スクリューノズルも実際の動きに似せて前後できるようにしてある。

  
  





金型から製品を取り出すエジェクト機構なんかも。


 



トグル機構は実物とはかなり違うのでこんな感じだよ~程度に。

 



細かい所では成形機のドアの取っ手も作られている。
丸棒曲げて作られてたり、ここは細かいなぁ。

 


またまた惜しいのだけど、成形機の動きを説明するには
それなりの機構は揃っていると思う


まだ、他にも動く機構はあるのだが写真が上手く撮れない諸事情により
なくなくカット。


そして、この一連の内容は本人に製作秘話を一切聞かずに書いてます。
もちろん、ブログに載せる事は伝えてますけどね。


金型、射出成形機のモデルを製作した菊池さん。

そんな菊池さんが、おまけで作ったものがあった。

(おまけにつづく)

2011年2月11日金曜日

手作りで

「お?何作ってんですか?」


「んー内緒(にやり)」


ある日、仕事が終わってからこんなやりとりがあった。
せっせと何かを作っている。




作っているのは菊池さん。
ミヨシの手作り試作の職人だ。




ある時はプラスチックの手作り試作
ある時は社内の不便な部分に改善を施し
更にはちょっとした大工仕事までマルチにこなす
いわば物を作るベテランだ。




そんな菊池さんから作っていた物が出来上がったと
お披露目されたのだが・・・・






先に一言。





惜しい!








作られていたのはこちら。




   






実はこれ、金型を透明の樹脂で作ったモデル


何と言うか・・・パーツの配置と大きさが微妙なのだ。




 とはいえ、必要最低限の機構は兼ね備えている。
そして作ろうと思う気持ちと行動力は凄い。
  
 

ちょっと、惜しいのだが。





  



型モデルだけでなく充填されるであろう樹脂も一緒に作られていた。


黒い樹脂が製品になる形状だ。


この形だと、差し詰めダイレクトゲートといったところかな。


そんな菊池さんは金型のモデルに続き
製作していたものがあったのだ。


(つづく)

2011年2月8日火曜日

銅ハンマー

金型を組付けたりする時に使う銅ハンマー。

何故銅なのかは私がこの職場に入って来た時から使われていたので
それ程気にはしていなかったが色々な利点があるようだ。


金型を叩くということは金型の材質(主にSC材)よりも
硬度が低くないといけない。

型材を傷つけてしまうからね。


先に叩くと書いたけど、単に叩くと弾き返されるので
叩いた瞬間、押し込むイメージ。

その押し込む時に軽いとどうしても弾き返されてしまう。

銅は比重が約8.9 鉄が約7.8

銅は鉄よりも体積当たりの重量が高く、押し込むには
具合が良い。

しかも、銅は叩いた時に自身が塑性変形してくれるので
衝撃が吸収されている。

だから叩いても手がしびれない・・・というと言いすぎだけど
軽減はしてくれている。

同じような条件を満たして更に比重の高い材質として鉛もあるが
人体への影響も考えると使い辛い。

 

叩いて押し込む為に必要な要素が満載の銅ハンマー。


そんな銅ハンマーは使い続けると
 



最初はまっすぐな丸棒だったのが
叩いた部分(両端)が変形して、こんな感じになる。



意外な事にこれがよく転がる。


無意識のうちに均等なるように叩く場所を変えているようだ。


・・・そろそろ新しいのに変えろよ~

という声が聞こえてきそうだが、何故か使い続けてしまう
アイテムの一つ。