燕三条工場の祭典2024へ行ってきました

暑さも和らぎ始める10月初旬

燕三条の工場の祭典が10月初めに開催され、そのあと私たちの住んでいる地域では、エーラウンド、かつしかライブファクトリー、スミファが開催されます。

燕三条の工場の祭典は第二回から足を運んでいました。

https://kouba-fes.jp/

普段話すことができないものづくりの職人や社長と話をしながらものつくり体験をしたり、ものづくりへの想いを聞いたりするとても貴重な機会です。

今回も工場の祭典に行ってきました。

・朝倉家具

・渡辺果樹園

・三条鍛冶道場

・今井技巧

・笹川メッキ

・三条ものづくり学校


写真を撮ったところを紹介していきます。

まずは朝4:30に起きて高速で燕三条に向かいます。



谷川岳PAに着いたのがちょうど7時くらい。

紅葉まであと少しだなぁ。としみじみしている時間もほとんどなく、一カ所目の朝倉家具さんへは9時につかないといけないので安全運転で急ぎました。


朝倉家具さんでは椅子づくり体験をしてきました。


手前にあるのがこれから椅子になる材料です。


木工ボンドを付け、位置決めダボを入れて固定します。
この時しっかり固定するために治具を使うのですが、DIYだとここまでなかなかやらないのでとても勉強になりました。

各部品を組み立てビス止めします。


ビス止めした跡を目立たなくするために木の丸棒を打ち込んで埋めます。


埋め込んだ後はのこぎりで余分な部分をカットしました。


そうやって出来上がったのが椅子の骨組み


更に背もたれや座面を付けて形が出来上がります。


更に各部固定しながらしっかり組付けていきます。


最後は塗装(成分聞いたけど忘れました)を塗って、余分な塗料を落として完成です。


出来栄えはかなり良いです。自分で言うのもなんですが。
というのも、IKEAなどの組み立て家具ではビスを深く入れすぎて反対側が盛り上がってしまったり、組み立てが甘くて木材同士の接地面に空間ができていたり、なんとなく妥協して完成させていました。
今回朝倉家具さんで職人さんについて教わったのは一つ一つの工程で妥協しない事、そのためには材料準備の時点で精度よく加工しておくこと、組み立て時に治具を活用すること、仕上げ加工で使用する工具をきちんとそろえておくことでした。
組み立て1.5時間であっという間でした。すごく楽しかったです。


そして次は渡辺果樹園さんに
工場の祭典だけど農業が出ているのめずらしいと思って伺いました


シャインマスカットが沢山
黄色い方が甘みが強いそうです


シャインマスカット以外にも、ナガノパープル、マスカットノワール、我が道、富士の輝きなどいろいろな品種を育てていました。
記憶に残っているのはこの5種。
なぜかって言うと、試食したからです(もぐもぐ)



ルレクチェの前で撮影
このルレクチェは10月後半に一気に収穫して出荷準備をするのだとか。
今の時点だとまだ青くて追熟が必要

渡辺果樹園の社長に肥料や水やりについて聞いてみました。
肥料は動物性肥料ではなく植物残渣がメインで水のやり方も木が長持ちしながら、美味しくできるよう管理をしっかり行っているそう。土が乾燥しないように枯れ草を敷いたりしていました。
農業も作り手の話を聞くと、価値が上がるのと食べるときに思い出していつもよりおいしく感じます
お土産でいくつか買っていきました。東京に着くころには味を忘れちゃいますからね。


お昼前に三条鍛冶道場に寄ってかつしかライブファクトリーのチラシを置いてくれるようお願いしたら快く置いてくれました。
館長ありがとうございます<(_ _)>

お昼の後は今井技巧さんへ。





工場の祭典は初出展で非常に貴重な手磨きが見学できる工場です。
私たち金型の仕上げは手磨きが必要になりますが、手磨きのプロ集団は貴重です。
細かい磨きをするにはクリーンルームのように異物が入らないようにしながら磨いていました。
普段見ることができない、手磨きの現場を見させてもらいました。
見たからといって真似できないのが磨きの難しさなんですけど、やはり見ると見ないでは大違い。とても勉強になりました。


そして気付いたらもう夕方
笹川メッキさんに伺いました


各工程の説明資料も作成し洗浄からメッキまでの工程を現場を見ながら説明してくれました。
洗浄の工程がアルカリ、酸と交互に行われていて、この洗浄が甘いと後でメッキ剥がれの原因になるとのことでメッキする前の大変さを知ることができました。

この時すでに仕事が終わる間際
製品をつるしてメッキ処理をしている作業は見れませんでしたが、丁寧に説明してくれて非常にわかりやすく勉強になりました。




メッキ処理する時の温度は50度

帰り際に社長が受付にいらっしゃって少しお話をしました。
メッキのことはやはりプロで聞けばなんでも返ってきます。
こうやって、経営者と近い距離で話せるのは貴重だと思います。



最後は三条ものづくり学校でかつしかライブファクトリーのチラシを置いてもるあことにしました。
いきなり駆けつけて無理なお願いにも関わらず快く受けていただきありがとうございました<(_ _)>


帰路について、谷川岳PAについたのは21時ころ
帰り途中眠くて2回ほど車を停めて寝てしまいました。
家には23:30頃つきました。非常に楽しい1日でした。

オープンファクトリーは普段見れない工場(と農業)を見れるだけではなく、その道のプロにどういう想いで仕事をしているのか直に話を聞き、作り方や考えを聞けることだと思います。

作り手とつながることで、ものの価値が高まり、長く大切に使うことができます。
今回お会いした方々は皆さん本当に親切に、良い笑顔で接していただきました。

こうやってつながりができるオープンファクトリーは貴重ですね。


ぜひ、この機会に葛飾の工場にも足をお運びください。

あれ?なんか最後は宣伝みたいになっちゃった。


杉山耕治

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