2012年5月15日火曜日

形には意味がある

入社5か月目の鶴窪君に初めて金型設計をお願いしている。

初めての設計だが2方スライド、飛び込みの押切がある上に
スライド合わせはエッジという、加工するには嫌な形の金型になりそうです。

もともと設計職だったこともあり、設計知識やCADの操作は十分なのだが
金型職人になるためには「加工」を憶えなければいけません。

そこで現在まで、CADにはなるべく触れないようにして、手加工やNC工作機の操作をおぼえて
今では殆どの機械が扱える(触れる?)ところまで来ています。


金型設計の途中で、製品に必要だと思われるRが抜けているのでは・・・と気付きました。


・衝撃が加わった時に力を分散する役割

・根元につけて、補強の役割

・挿入部分でスムーズに入るようにする為

など、機能的にRが必要な事があります。


今回は上記項目のいずれかに該当するRだったのですが、気付いてすぐに
客先の製品設計担当に連絡したところ、Rが抜けていた・・・という事でした。


すでに加工をしてしまっては、元に戻せないような形状もあるのですが、
加工に入る前に知らせる事が出来て、問題を初期の段階で回避できました。


嬉しいですね。


言われた物をそのまま作るのでもなく、自分のやり易いようにやるのでもなく、
私達の目的は「良品を作る事」ですね。
細かいことかもしれませんが、良品に1歩近づく提案といえるでしょう。

彼に与えた設計期限は2.5日。
まだ設計途中ですが、今回の仕事を通して他にも発見があれば
仕事をお願いした甲斐がありますね。


あ、もちろん設計確認は私がしっかりやりますので (*'-'*)エヘヘ