精密板金加工屋さん連携でワークショップを開催しました

先月、海内工業さんと共同でワークショップを実施しました。
私たちにとっては初めてのワークショップとなりました。



準備するときに私たちは色々考えました。
安全に作業してもらえるようにするにはどうしたらよいか。
加工が終わった時、何を感じて欲しいか。
作ったものを大切にしてもらうためにはどうすればよいか。
今回の経験が、体験した人にとって今後の役にたって欲しい。



様々な工作機械を用いて、工夫しながら加工をしてできあがった時の喜びは、経験してみなければわかりません。今回の企画は海内工業さんで、板金でつくるステンレスの箱に、ミヨシで文字彫刻をして名入れをするというもので、自動車関連企業勤務の若手エンジニアの皆さんが参加されました。


板金して立体にする前の方が、彫刻がしやすいため午前中はミヨシ、午後は海内工業さんに移動しての作業です。




ミヨシでは文字彫刻用に作った原版への穴あけと文字彫刻(切削加工)を行ってもらいました。


文字原版の例



原版は各個人の名前が彫ってあり、これを用いて彫刻をします。
この原版も使い終わったら、ネームプレートとして使えるように、プレートに穴をあける作業を行いました。

原版に穴をあける作業




文字彫刻の工程では彫刻機に原版をセットして



板金する前の板材に自分の名前を彫刻します。
この名前を彫刻するのが難しい・・・はずでしたが皆さん上手に加工していました。


初めての経験で時間も読めず、心配していましたが・・・
皆さんすごい集中力で誰も怪我もミスもなく、私が言うのもなんですが大成功に終わったと思います。


工場見学中には色々な質問がありました。
日本のものづくりをもっと良くしたい。そんな想いがビシビシ伝わる質問ばかりです。





今回はワークショップ経験がある海内工業さんにリードしてもらいながらのワークショップでした。
私たちも得るものが多く、今後もこういう取り組みをやっていきたいと考えています。

海内工業さん、参加されたエンジニアのみなさん、ありがとうございました。


弊社で加工した板金がどういう形で箱になったのかというと・・・海内工業さんで記事にしています。
そんな、海内工業さんの記事はこちらになります!

【リンク】
http://amauchi-industry.com/miyoshi-amauchi-work-shop/