2011年10月12日水曜日

事故報告書

弊社には事故報告書という書類がある。







機械の故障や操作ミスなど比較的軽微な事故から
怪我につながるような重大事故においてもこのファイルにまとめられている。


内容としては






1.発生時期

2.発生状況の詳細

3.その時の対応

4.原因の追究

5.今後の対策




について記録してある。


ここに書類を残せば会社が存続している限り残ることになる。


さて、問題はこの書類をどのようにとらえるかだ。


一見不具合を記録する事は個人の面子からすれば、あまり好ましくない事だろう。


しかし、私がこの会社(ミヨシ)に入ってこの書類を見つけた時は
素晴らしいと感動したのだ。


それは、先駆者たちが失敗した事案を書き記す事により
後から入った人は、同じような失敗をしなくても済むかもしれないからなのだ。

「技術は見て盗め」とよく言うが、重大事故は起こってからでは取り返しがつかない。


ヒューマンエラーとはいかに対策を講じていても、外的要因やメンタル的な要素からも、
事故につながることは多々ある。
だからこそ、出来るだけ事故が起きないよう、ミスは記録で残し、可能な範囲で対策を考え、
水平展開して周知徹底する必要があるのだと思う。
少し大げさだが「自分のミスは会社の財産になる」くらいの気持ちであれば、内容も充実するだろう。


ものづくりは失敗から学ぶべきことが多い。

私はたまにこの書類を見返す。
特に自分の書類については、昔はこんなもので・・・と笑ってしまうものもあるが
未だに克服できていない事もある。

そして他の人が記録した書類は、自分の環境の変化と共に違った視点から
見る事が出来るので、見るたびに参考になる。


もちろん、ミスは起こさない方が良いんですけどね。





ちなみに上の画像は数年前作成した私の事故報告書です  ( ̄ε ̄;|